リバタリアン社会をめざす青年学生は8月6日に8.6ヒロシマ集会実行委員会(以下、実行委)が主催した行動に参加しました。本稿はその闘争報告となります。

まず原爆ドーム至近の規制エリア外で抗議活動を行いました。当日の朝5時から朝9時の間、原爆ドームから式典開場に至る広範囲が規制エリアとなり、プラカードやのぼり旗等の持ち込みが禁止され、大きな音声を発することやゼッケンの着用も禁止されていました。実行委に限らず、これは抗議活動をする人たちを狙い撃ちした規制です。根拠法は「広島市平和推進基本条例」や「広島市公園条例」ではないかとされていますが、その規制根拠は不明瞭です。実際、抗議活動参加者らが「規制の法的根拠を述べよ」と問いかけたところ、広島市緑政課(※公園の業務担当)の森氏は「お前らみたいなのは(公園に)入れない」と言い突っ張るのみで、法的根拠を述べることはありませんでした。また、公園周辺に100人以上大挙して群がっていた機動隊(と思しき)人たちに、ある参加者が警察手帳の開示(※警察手帳規則第5条)を求めたところ開示することはありませんでした。さらに、開示を拒んだ集団は、抗議中であれ休憩中であれ、お構いなしに参加者らを盗撮していました。この例に限りませんが、日本が法治国家であるとか、法の支配が及んでいるというのは幻想に過ぎず、実際にはただ暴力があるのみです。強盗集団である政府を廃絶するその日まで、政府構成員らによる暴力行為が止むことはありません。
抗議の内容としては、戦争当事者国が式典に参加できる式典の不当性、各国の侵略の歴史とその忘却、上述のような式典の規制に対する不当性、そして黙祷の欺瞞性等を抗議しました。過去に広島市は各国に式典へと招待していましたが、数年に及ぶ抗議の声が募った結果、招待を「案内」へと変更しました。当然に、アメリカ、ロシア、イスラエル等、現に侵略をしている国を平和のための式典に参加するのは不当だと感じる人が多かったのです。しかし、「案内」に変更したところで、そのような国々が式典に参加している事実は変わりません。私たちはまずこの事実に抗議したのです。しかし、「被害者側」と見なされがちな日本、ベネズエラ、イラン、ウクライナ等の国々も抗議対象なのです。これらの国々は、東アジアへの侵略・「戦後」の戦争への加担(日本)、腐敗政治(ベネズエラ)、女性への暴力的抑圧(イラン)、強制的徴兵(ウクライナ)のように、人々を侵害し続けています。結局のところ、どのような国であれ人々を侵害している点ではすべて同じであり、いずれかの側に依拠せずすべてを廃絶することがリバタリアンとして基本的な主張となります。このような事実は忘却されている、あるいは政府によってさせられている側面があり、これを喚起することは抗議活動の意義に繋がります。また、政府機関による黙祷の要請にも抗議しなければなりません。そもそも、黙祷をするかしないかは各人に委ねられるべきであり、誰かが要請するようなものではありません。国家による「お願い」によって人々の行動が制約されるという点では、戦時中のあらゆる統制も「戦後」の黙祷要請も根本的に同じ行為です。また、そもそも平和記念式典は各国が勢揃いするわけであり、侵害者らが一同に介する行事でもあります。そのような組織の会合である式典に何の正当性があるのでしょうか。原爆投下に対する反省の結果として行われていることが、現在のパレスチナやイランでの虐殺行為なのでしょうか。侵害者たちが「原爆で亡くなった人のために黙祷してくれ」と述べること自体、欺瞞でしかありません。本当に過去の行いを反省しているのであれば、遺族に償い、政府を自己解体するのみです。しかし、寄生によって生きている政府がそれをするはずがありません。よって、私たちが意識的に抗議し、政府を廃絶しなければならないのです。
抗議活動中は警察(を自称する集団)の妨害によって旗を掲揚することができませんでしたが、続くデモ行進では、旗を揚げ、市内を歩きました。明らかに多すぎる警察官と思しき集団の付き纏いがありましたが、無事にデモを貫徹しました。
最後に集会に参加しました。当日の行動についての話し合いが行われ、連帯メッセージの読み上げが行われました。
以上が、当日の行動の要旨です。すべての政府を廃絶する闘いはまだまだこれからです。今後も政府の横暴を指摘し、抗議する人を集い、リバタリアン社会をつくりあげましょう!
興味がある人は以下の連絡先まで連絡お願いします。
ysls.libertarian@gmail.com

(リバタリアン社会をめざす青年学生)
