8.6ヒロシマ大行動でのリバタリアン同盟の闘い

 昨年に引き続き、2024年8月6日に広島市にて開催された「8.6ヒロシマ大行動」に我が同盟は結集した。
 昨年からの情勢の変化として、イスラエルとハマスの闘いが挙げられる。無辜の人民を一方的に殺戮し、財産を破壊するならず者の国家主義者たちは、いまだに自己所有権の侵害を続けている。
 また、原爆投下国のアメリカを筆頭に、戦争当事者のイスラエルを含めた戦争国家・戦争協力国家を”平和式典”に招聘するとは一体何事であろうか。国家主義者の「平和」とは、自己所有権の侵害でしかない。恥知らずにも広島市はこれらの国々を招き寄せるだけならず、「法的根拠」なき強制力をもって、原爆ドーム前の抗議の声を弾圧しようとしたのだ。法治国家や、国家の「法の支配」とは質の悪いフィクションに過ぎず、実際には剥き出しの強制力によって人民を侵害するのみである。
 自己所有権を是とするリバタリアンにとって戦争はあるまじき行為であり、早急に停止させなければならない。まして、新たに参戦するとか、「非戦闘要員」として経済援助を行うことを許してはならない。経済援助の資金の原資は、反自己所有権的な課税に依拠するからだ。そして、すべての国家を廃絶しなければならない。廃絶するその日まで、自己所有権の大々的な侵害が治まることはないからだ。
 リバタリアンにできることは何か。非社交的社交性を捨て、結束し、国家に立ち向かうことだ。何もしない「リバタリアン」は国家主義者の”よき友”である。理論が行動を提起し、行動が社会を変革する。リバタリアンよ、結束し、行動せよ!

(リバタリアン同盟)